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一般社団法人 東京アート工芸 / Tokyo Arts & Crafts

部門紹介 【ポリマークレイアート部門】

【ポリマークレイの歴史】
 1930年代にドイツで軍事目的で電気の絶縁体として使用するために研究・開発されましたが、実用化しないまま終戦を迎えてしまいました。

 その後この研究はアメリカに渡りましたが、当時工業的な用途がなく、何年もの間、工場の棚に置かれたままでした。

 1960年代のある日、その工場を訪れた人が偶然それを見つけ、粘土のかたまりだと思い面白半分に形成して焼いてみました。それがポリマークレイの誕生になりました。

 1967年に白いポリマークレイが市場で初めて発売され、その後、色のポリマークレイを求めるアーティストたちによって顔料を混ぜたカラーのポリマークレイを生み出されました。

 1984年ポリフォーム社はついにカラーのポリマークレイを発売し、世界中にポリマークレイは広がりをみせました。

 さらに、さまざまな研究が続けられ、1998年単なる粘土細工を超えたジュエリー、インテリア、現代アートの作品を創作できるポリマークレイ/プレモが発売になりました。


【ポリマークレイとは】
 ポリマークレイは、基本的にPVC(ポリ塩化ビニル)で作られていて、非常に順応性がある新しい時代の素材とも言えます。
 過度の熱と直射日光を避けて保存される限り、長い間保存が可能です。
 今や現代アート&クラフトの中で、一番進んだ画期的な素材として世界中のアーティストより注目を浴びています。
 紙のように薄く、糸のように細く、絵具のように混色ができ、従来の粘土のように割れたりしません。
 アーティストの創意工夫をさらに膨らせてくれる素材といえるでしょう。



ポリマークレイアート部門 理事
・紅 林  久 義




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