ごあいさつ
一般社団法人東京アート工芸は2020年7月の発足当時より、国立新美術館での公募展開催を目標に活動してまいりました。
日本の伝統工芸にとらわれずヨーロッパやアメリカなどから伝えられた優れたアート工芸の手法を11部門のアート工芸の公募展として開催してまいりました。
2023年の第6回展示会では東京都の後援もいただき、実行委員一同さらに目標目指して頑張ろうと誓い合った時期に、何度も申し込みをしていました国立新美術館の2024年5月開催許可が下りたのです。
第6回から第7回までには約半年の準備期間しかなく、厳しい状況の中、理事と会員の力を結集して無事開催にこぎ着けることができました。
念願の国立新美術館の展示会場は広く明るく華やかで、例年にも増して大勢の方がご来場くださり、理事一同、達成感を感じることができました。
会場に展示される作品で、ご覧になる方々に幸せや安らぎをお届けできれば、これほど嬉しいことはございません。
これから先も、この国立新美術館でこのような幸せな時間を体験できることに、心より感謝いたしております。
2024年9月
一般社団法人東京アート工芸
代表理事 戸田 揖子
概 要
- [名 称]:
- 一般社団法人 東京アート工芸
- [代表理事]:
- 戸田 揖子
- [所在地]:
- 〒124-0004
東京都葛飾区東堀切1丁目1番2号 - [設 立] :
- 2020年7月20日
一般社団法人 東京アート工芸のあゆみ
[設立の経緯]
磁器レースドールやポーセリンペインティングは、日本ではオールドノリタケ、瀬戸ノベルティなどで作られています。
一般では1990年前後から、海外駐在経験のある女性たちにより、その磁器レースドールやポーセリンペインティングの技術の習得がなされ、指導者として多くの生徒を育成してきました。各教室は個々に作品展を開催しましたが、指導者や教室の横のつながりは、ほとんどありませんでした。
欧米ではアート工芸としての価値は高いのですが、日本の公募展ではアートとしてはなかなか認めてもらえない状況が続いています。
このままでは次世代の育成が難しく、単なる手作りで終わってしまうのではないかという懸念から、磁器レースドールとポーセリンペインティングの有志が集まりました。
2018年8月の話し合いで、50年の歴史ある新院展で認められ、工芸部として「東京アート工芸」のグループが誕生いたしました。その後、エッグアート、メタルエンボッシングアート、セラミックアート、ガラスアート、ステンドグラス、ポリマークレイアート、和陶芸の部門も新たに加わりました。
[その後の歩み]
<2019年>
■11月■
国立新美術館にて、「第1回新院展工芸部/東京アート工芸」として、国際公募展を開催
参加部門:磁器レースドール、ポーセリンペインティング、エッグアート、和陶、西洋陶芸、メタルエンボッシングアート(全6部門)
<2020年>
各部門の有志が集まり、話し合いを重ね、新院展から独立することを決定しました。
■7月■
一般社団法人東京アート工芸(理事28名)を設立
■11月■
国立新美術館での「21世紀アートボーダレス展」に工芸部門にグループとして参加(第2回公募展)
参加部門:磁器レースドール、ポーセリンペインティング、エッグアート、セラミックアート、ガラスアート、メタルエンボッシングアート、ポリマークレイアート(全7部門)
<2021年>
■4月■
横浜人形の家にて「第3回 国際公募 東京アート工芸2021春」開催
参加部門:磁器レースドール、ポーセリンペインティング、エッグアート、セラミックアート、ガラスアート、ステンドグラス、メタルエンボッシングアート、ポリマークレイアート(全8部門)
■11月■
紀尾井町文春ギャラリーにて「第4回 国際公募 東京アート工芸2021秋」開催
参加部門:磁器レースドール、ポーセリンペインティング、エッグアート、セラミックアート、ガラスアート、ステンドグラス、メタルエンボッシングアート、ポリマークレイアート、和陶芸(全9部門)
<2022年>
■6月■
東京芸術劇場ギャラリー1&2にて「第5回 国際公募 東京アート工芸2022」開催
参加部門:磁器レースドール、ポーセリンペインティング、エッグアート、セラミックアート、ガラスアート、ステンドグラス、メタルエンボッシングアート、ポリマークレイアート、和陶芸(全9部門)
<2023年>
■10月■
東京芸術劇場ギャラリー1&2にて「第6回 国際公募 東京アート工芸2023」開催
参加部門:磁器レースドール、ポーセリンペインティング、エッグアート、セラミックアート、ガラスアート、ステンドグラス、メタルエンボッシングアート、ポリマークレイアート、陶芸、デコパージュ、(全10部門)
<2024年>
■5月■
国立新美術館にて「第7回 国際公募 東京アート工芸2024」開催
参加部門:磁器レースドール、ポーセリンペインティング、エッグアート、セラミックアート、ガラスアート、ステンドグラス、メタルエンボッシングアート、ポリマークレイアート、陶芸、デコパージュ、トールペイント、(全11部門)
<2025年>
■5月■
国立新美術館にて「第8回 国際公募 東京アート工芸2025」開催予定